笑う門には福来る

日高中学校  芸術鑑賞会&津軽三味線ワークショップ

昨日の8月30日は北海道の真ん中よか少し下のほうかな、日高町の中学校にて菅野孝山流の津軽三味線を芸術鑑賞会と三味線ワークショップとして開催してきましたよ。

日高中学校は全校生徒25人の比較的少人数の中学校です。
当日は24人の参加でしたが、全員とても元気が良い(^^)
本当に好感が持てます!!!

自然体というか素直というか(^^)

そして校舎もとても綺麗で清潔感があり気持ち良かったです(^^)

先生に聞いてみると、校舎自体は物凄く古いらしいのですが大切に使われてきてるのと4~5年前に改装してるみたいですね。

本当に隅々まで掃除が行き届いていて気持ち良い!!!

そして、とりあえず到着して直ぐに音響のセットアップ。



今回はエレボイの1対抗のみでマイクは津軽三味線がSM57でMCがSM58.



優斗には前回から何となくiPadでの操作を教えているので「今回は自分でEQいじって音作ってみな」と言ったら、さすが若者!ささっといじりだしてサクサク音を換えて楽しんでる!!



そして今回もちゃんと無線ルーター仕様でやりましたよ。
XR18自体のWi-Fiは本当に怖いですからね( ノД`)シクシク…



あとはワークショップ用のシャボを並べて。



優斗が自作の文化譜をホワイトボードに( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \




一応、事前に簡素化した「ソーラン節」の譜面は中学校へ送ってあるのですが。

三味線の絵がウケるよね( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \


そして音も決まってセットアップも完了。

控室にいたら、先生がお昼ご飯といって学校給食を持ってきていただきました!




いやいやいや、わたくし学校給食なんて何十年ぶりでしょうか(^^)
定番のカレーですよカレー!!!

お店のカレーでもなく自宅のカレーでもなく、間違いなく給食のカレーです(^^)

メチャメチャ美味しかったですよ~~~!!!

小さいお皿の方は、フルーチェに缶詰ミカン。
これも激ウマ!!!

もう大満足ですよ給食には(^^)



そしてそして大満足して5時間目の45分間を芸術鑑賞会で。
6時間目に津軽三味線ワークショップを開催。



まずは芸術鑑賞会。



最初に優斗と二人で「あどはだり」を演奏。
次に孝山流オリジナル合奏曲「春の風」を演奏するのですが、演奏する距離感も近いので演奏の途中で生徒と「リズム遊び」を(^^)
結構変則的なリズムを刻む優斗に生徒たちも頑張ってついてきます!!!

そして次は、わたくしが「津軽三味線の歴史と昔の津軽三味線」という事でお喋りしながら「十三の砂山」と「じょんがら旧節」と「じょんがら中節」を演奏。
たっぷりと昔の津軽三味線を体験してもらい、優斗にバトンタッチ。



優斗は最初に「じょんがら新節」を演奏したあとは、これでもかってくらいアレンジ曲を弾きまくってましたよ。

そして芸術鑑賞会の最後は孝山流の定番合奏曲「大雪の嵐」を心を込めて演奏して〆ました!!!

そして10分の休憩をはさんで津軽三味線ワークショップです。

シャボが11丁しかないので生徒は3グループに分かれて1グループづつワークショップしてきます。
生徒は8人前後なので、先生にもワークショップに参加してもらいましたよ。


一番右側に座っていらっしゃるのが日高中学校の金光校長先生です!!!
先生方も是非参加してくださいと一声かけたら、真っ先に参加してくれました(^^)

真ん中の生徒さんは足を怪我しています、決してお行儀が悪いわけではございません(^^)

生徒の皆さんもテレビとかで津軽三味線の演奏は見ているので構えは何となくわかるのですが・・・・・・・・
撥の持ち方に皆さん戸惑ってましたね~~~!!!

ワークショップの司会進行を優斗に任せて、わたくしは撥の持ち方を。


それでも皆さん、器用に演奏してましたよ!

3グループ全て終了した後に、生徒に感想を聞いてみました。




皆さん色んな感想があるんですよね。

そしてほぼ全員がキッチリ弾くのはかなり難しいと思ったはずです(^^)

難しいと思ったところで最後の最後に優斗がアレンジ曲の「アースビート」という結構ハイビートな曲を演奏。


ということで、恐らく日高中学校の生徒さんには津軽三味線の歴史・楽しさ・難しさと色々体験していただき。
心のどこかに思い出として残ったような気がします(;^_^A

何年か後に一人でも良いので「津軽三味線やってみっかな」とアクションおこしてくれることを楽しみにしています(^^)


そして芸術鑑賞会担当の工藤先生、本当に打ち合わせの段階からありがとうございました。
また金光校長先生にも大変お世話になりました。
そして日高中学校の全先生方、ありがとうございました。