セルモーターオーバーホール
今日から暖かくなるとか天気予報では言ってるが・・・・・我が家の外気温時計はマイナス15度をさしています、午前10時の時点で!!!
しかもこんなに寒いのに雪がシンシンと降り続いてるし( ノД`)シクシク…
という事でWA30のセルモーター オーバーホールをすることに。
前日にガレージの中にWA30は入れてましたので、すぐに作業開始です。
このセルモーターは上と下の2ヶ所で止まってるのですが上は簡単に手が入るので直ぐに取れます。
問題は下側のボルト。
下から潜って手を伸ばしてやっと届く感じ。
しきゃ~~~も、周りが汚れた作動油だらけで汚い汚い( ノД`)シクシク…
腕が攣りそうになりながら何とか外してセルモーターが分離(^^)
んで、こいつがダハンコネテル問題のセルモーター。
とりあえずアーマチュア部分から分解。
アーマチュアは去年、電装屋さんでオーバーホールしてもらってるので接点も綺麗なままでしたね。
そしてリングギアの部分も外してみることに。
この時、なぜアーマチュアのギアの入る部分がオフセットして入ってるか判明!
最近のセルモーターはリングギアの中に遊星ギアみたいのが3個入っててリダクションしてるのがほとんどだったような気がします。
とりあえずギア関係には異常は無し。
そして次は反対側のピニオンギアの確認。
まずはワンウェイクラッチの点検。
右に回すと軸も一緒に回ります。
左に回すと正常な場合は回らないか固く回る感じなのですが、このセルモーターは少し硬い感じはするのですが回ってしまいます。
ですが軸は回らないのでワンウェイクラッチは何とか機能してる様な気がします。
でも実際にはセルを回してエンジンが掛かるか掛からないかの状態でワンウェイクラッチが滑ってしまうのでOUTに近い状態なのですがね( ノД`)シクシク…
あとはピニオンギアの動き。
この様に外側のケースをテコにペンチで動かしてみることに。
見た感じ固着してる感じはなかったのですが・・・・・やはりスムーズに動きます。
どおやら「カチカチ山」の原因はピニオンギアの動きではないようです。
残る原因はマグネットスイッチ本体。
という事でマグネットスイッチを外します。
外してみて手で動かしてみたのですがこちらもスムーズに動きます。
ですが外した時にオイルというか水っぽいのが少しでてきました!
ここでお手上げで私の整備の師匠、今野さんにTEL。
今野さん曰く「おそらく原因はマグネットスイッチなんだけど、低温時にしかならない様ならマグネットスイッチの中が湿気を帯びていてプランジャーに霜が付いたら満足に電圧が上がらず「カチカチ」しかならないんでないか」との見解。
私も同じ見解だったのですが師匠に言われて納得。
「カチカチ山」の症状はマイナス10度を超えると頻繁になるのでそんなような気がしてたのですが( ノД`)シクシク…
ちなみに夏は一切「カチカチ山」なりません(^^)
とりあえず外したマグネットスイッチを温めて乾かすことに。
あとは乾いて組んでみて、また様子見ですね。
だって新品のマグネットスイッチ・・・・・26800円!!!!!もするんだもん( ノД`)シクシク…