拙者の三味線が蝦夷地に戻ってきました(^^)
まあ旅に出たのは三味線の胴の部分だけなんですけどね(;^_^A
破れた三味線の皮を張り替えに出した旅だったのですが。
三味線の皮って・・・・・・・破けるんですよ!!!
しかも音を良くしようとして皮を貼るとなおさら破れやすくなります。
津軽三味線は犬の皮なので湿気に弱く湿度変化に対応できずに敗れてしまうんですよね( ノД`)シクシク…
という事で今回は、人工皮にしてみました。
良く言うところの「合成皮」ってやつです。
今までの合成皮は音が全くと言っていいほど使い物にならないくらいお粗末な音だったのですが・・・・・・・時代は変化するもんですね。
九州に本皮と変わらないくらいの音が出る合成皮があるとかないとか・・・・・・・
このお話しは前回のアップにて
戻ってきて組んでみていつもの絃をセットして駒もいつもの駒をセットして。
この距離では犬皮と変わらないんですが・・・・・・・・
ここまで近づくと、繊維質がかなりはっきりわかりますよね。
弾いてみた感じは。
普通に鳴ります!!!
ただ、駒との相性が結構シビアな感じがしますね。
合わない駒はダメですね。
この中でも一番鳴るのは左の赤い駒です。
この駒は、今は亡き「豊秋先生」から頂いた駒です。
この駒、凄く鳴るのですが私の三味線のハの高さと合わなくて鳴るのですが非常に弾きずらいんですよ。
結局、二枚目の画像についてる駒が一番バランス良かったですね。
これから弾き込んでいくとどう変わるか、楽しみですね(^^)
私的には、ありですね。
この人工皮!